≪ふくおか教育を考える会≫のお母さん達

2014年10月02日

 議会中はいろいろな団体から陳情がありますが、中でも熱心なのが「ふくおか教育を考える会」のお母さん達です。
議会控え室で一時間余、ご意見を聴き、議論をさせて頂きました。
 みなさんの一番の主張は教室の定数削減。現在は40人学級が標準で、自治体によっては低学年のみ35人学級もあります。
これを30人学級にして欲しいというのが陳情の趣旨です。

≪ふくおか教育を考える会≫のお母さん達

 
 少人数だと先生の目がより届き易く、学習効果も上がるとの考えです。確かに一面はそうですが、学校は集団教育の場でもありますので、人数が少なければいいと単純に言い切れない面もあります。
仮に30人学級だと一学年31人の場合、15人と16人の二つの学級が生まれます。
15人では、体育の授業でサッカーも野球の試合もできません。
様々な個性がぶつかり合って、人との距離感や思いやり、譲り合いを学ぶのも学校教育の大事な目的です。
現在でも福岡県内の小学校の生徒数は一学級28人ですが、学校によって40人いっぱいのところもあれば、20人を切るところもあるのです。
 ですから全てを一律に考えるのではなく、学校の実情に合わせて柔軟性を与える方がいいのではというのが私の考えです。
 先生の力量に依る部分はさらに大きく、まだまだ議論の余地がありそうです。
お互いより良い教育の為頑張りましょう。


Posted by 忠 at 12:23│Comments(0)
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