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サザエさん通り

2013年05月27日

 早良区西新から百道浜にかけての約1.6キロの道を「サザエさん通り」と命名して一年になったのを記念して26日、西南大学のコミュニティーホールで、記念のシンポジウムが開かれました。

 

 サザエさんの作者、長谷川町子さんは、戦争末期の昭和19年3月から、福岡に疎開。この日会場となった西南大学からほんの20メートル位南に住んでいました。その当時、いつも好んで散歩していたのが百道の海岸です。そこで、磯野家のサザエさん、マスオさん、カツオ、タラちゃんの兄弟など、一家の構想を練ったと言われています。

 地元夕刊紙の連載から始まったサザエさんは、町子さんが、東京世田谷に戻ったあとも続けられ、国民的人気漫画となりました。

 サザエさん発祥の地を大切に、そしてこれを街興しにつなげようと、サザエさん通りの誕生となりました。この日は、長谷川町子美術館があり、先にサザエさん通りとして街興しをしている世田谷区の桜新町商店街の役員や美術館の学芸員の方も来られて、講演やシンポジュウムをおこないました。

 町子さんが亡くなってからも毎週日曜夕に、サザエさんが放映されるなど、その人気は衰えを知りません。こんな時代だからこそ、家族のほのぼのとした愛情や、ご近所との助け合いなどが、共感を呼ぶのでしょう。
 街興しのベースにまず、このような気持ちの醸成が必要ですね。  


Posted by 忠 at 11:22Comments(0)

厚生労働環境委員会

2013年05月24日

 福岡県議会臨時議会が23日開かれ、任期後半の委員会構成などが決まりました。

 私は前期に引き続き「厚生労働環境常任委員会」に所属することになりました。県議会では4年の任期の内、2年毎に常任委員会や特別委員会の構成を変えます。財政や地域政策等を所管する総務、企画常任委員会と、どちらに所属するか迷いましたが、今日的課題に直面している福祉、医療、それに労働、そして環境問題を議論する「厚生労働環境」の委員となりました。

 この委員会は保健医療介護部、福祉労働部それに環境部の三つの部を所管する最も所管部が多い委員会です。しかも私たちの生活
に直接かかわる政策を多く抱えています。これから後半の二年間、しっかり頑張って参ります。
 
  
 

 この日夕には、所管に関わる「県産業廃棄物協会」の総会が、市内のホテルで開かれ、来賓として出席させて頂きました。
産業廃棄物をめぐっては、不法投棄やそれによる環境問題などが各地で起こっていますが、県としても、このような協会と緊密な連携と支援をしながら、業界の健全化など自主努力をバックアップしていく方針です。

 また、昨年の九州北部大水害の折には、被災瓦礫などの迅速な処理に、この協会が活躍してくれたことも、申し添えます。  


Posted by 忠 at 12:19Comments(0)

博多21の会

2013年05月22日

 福岡の若手経済人を中心にした研修、提言団体「博多21の会」の五月定例会が、21日、市内のホテルで開かれました。
私も、この会の発足間もなくから関わっており、特別会員として久しぶりに参加させて頂きました。

 
 
 この日は、財務省出身で現在、九州大学産学連携センターの教授をしている谷口博文さんから「政府代替機能と福岡」について講演がありました。谷口さんは、私の高校の六年後輩でもあり、都市機能の在り方や地方分権、道州制などについて積極的な発言をしており、興味深く話を聞きました。

 谷口さんの、この日の講演の主な内容は、東日本大震災以来、東京が震災などで壊滅した場合、日本の中枢機能をどこが果たすべきか、というものです。彼の持論であり、希望は、箱崎の九大キャンパス跡地こそ最もふさわしいというものです。

 首都機能の代替については、東京周辺の都市が手を上げたり、また、大阪、名古屋などの大都市がふさわしいなど諸説ありますが、谷口さんは、今ある大学の既存施設を活用できること。空港、港湾、それに陸上交通の要衝にあることなどから、九大跡地が最適であり、中核都市としての福岡の発展にもつながるとの説です。

 確かに有力な説ですが、私は、代替機能を果たせる都市はどこが一番というのではなく、日本の複数の都市がいつでも代替機能を担えるように今から準備をしておく必要があるのではないかと思っています。福岡はその意味では、人的にもインフラ面でも十分にその機能をもつ力がありますから、福岡自身の課題として、いろいろシュミレーションをしておく必要があると思ってます。

 谷口さんも指摘していましたが、大地震発生の確率より、あるいはテロや戦争の確率の方が高いのかも知れません。他の国では危機管理の常識ですが、日本は平和なだけに、危機といえば天災を考えがちですが、あらゆるケースぢ対応できる安全で強い国を目指す必要があると思うのですが。  


Posted by 忠 at 15:28Comments(0)

県身障者スポーツ大会

2013年05月20日

 16日の日曜日、福岡県身障者スポーツ大会が、博多の森陸上競技場を中心に開かれ、その開会式に行って来ました。
 

 県内各市町村や施設を代表して、肢体に、また視覚や聴覚などにハンディのある選手ら約3百人が集まりました。
種目は陸上競技のほか、アーチェリー、卓球、それに円盤状の物を投げて丸い輪の中を通すフライングディスクという独特の競技もあります。

 車椅子の方も、視覚障害のある方もおられますので、福岡市内の高校生や中学生のたくさんのボランティアがサポートしてくれています。朝から雨模様でしたが、開会式の時には雨も上がって、皆さん元気よく、さわやかな式となりました。

 
 



スポーツを通じ、それぞれが自信を深め、また仲間づくりをしながら、これからも頑張ってください。  


Posted by 忠 at 12:17Comments(0)

野芥サミット、有田ふれあい懇親会

2013年05月13日

連休が明けると、各団体や自治会、町内会などの総会が目白押しです。 先週末から日曜に掛けていくつもの総会に出させていただきました。

 各校区の総会では、自治会はじめ老人会や体育振興会、子供育成会など校区で活動している団体の新年度の役員さんが集まりこの一年の活動を確認しあうとともに懇親を深めるのが目的です。


 中でも、野芥校区では、「野芥サミット」と名付けて、多くの団体役員が一堂に会して、それぞれの報告や、意見交換を熱心に行います。今年ですでに32回目。今回は趣向を少し変えて、校区内にある精神科病院「油山病院」の副理事長による、精神科治療の実態などについての講演も行われました。

 大変多様化、複雑化した現代は精神疾患をもつ人が増加しています。自殺者が3万人を超え、今では、交通事故死者の数を上回るほどで、行政の大きな課題にもなっています。一方で、従来のような隔離型の治療から、社会復帰、共生へと変わってきています。そのためには、地域の理解が是非とも重要になってきますので、大変有意義なお話だったようです。
 
 
 

 有田校区では「ふれあい懇親会」。単に総会というお堅い呼びかけではなく、それぞれが親しく話ができるよう各校区とも工夫をしています。
 それぞれの役員の方。ボランティアで一所懸命校区のために活動されています。心から敬意を表しますと共に、また一年間宜しくお願い致します。  


Posted by 忠 at 10:45Comments(0)

武雄市立図書館

2013年05月09日

 ゴールデンウイーク中、民間活用のモデルケースとして今全国的に話題になっている佐賀県武雄市の市立武雄図書館に行ってきました。
 

 公立図書館といえば、堅くて厳粛なイメージ。蔵書は揃えても利用者は頭打ちというのがだいたいの相場でした。ここ武雄市も人口約5万人くらいの典型的な地方都市。大胆な改装前は、一日平均の来館者数が約700人くらいの、ごく普通の図書館でした。

 これを一変させたのが、指定管理者制度を活用したいわゆる民活(民間活力導入)です。しかも樋渡市長の英断で、貸出専門の図書館とは本来ライバルである図書やDVD販売大手「TUTAYA]に一切の運営を任せたのです。

 計画段階でも二度ばかり訪ねていましたので、どのように変わったか、楽しみに行ってきました。大きく変わったのは、図書の販売スペースが入り口正面にドーンと設けられたこと。もう一つは館内の一角にコーヒー専門のスターバックスが店を構えていることです。

 

 例えば今ベストセラーになっている出光興産(石油)の創始者、出光佐三の生涯を描いた「海賊と呼ばれた男」は、貸出の順番待ちが十人以上居たのですが、そのすぐ横で、その本が平積みで売られているといった具合。 また、図書を濡らしたり汚したりするのを避けるため、管内では飲食はご法度、という今までの常識を覆して、コーヒーが堂々と売られ、コーヒーを飲みながら、借りた本に目を通すことができるという、全くの型破りです。

 商売が全面に出過ぎとか、管内が騒々しいとかの批判もあるかもしれませんが、4月1日のオープン以来1カ月で来館者は、これまでの5倍の10万人を突破。本の貸し出し数も約2・2倍の55900冊余というのですから、市民や周辺の利用者には圧倒的に支持されていると言えるでしょう。

 私も、借りた本ではありませんが、持参していった文庫本をコーヒー片手に、テラスでしばし読み耽りました。さわやかな季節、周囲の緑に囲まれて至福の時間を過ごさせてもらった次第です。


 勿論その間も来館者はひっきりなしで、駐車場は満車状態です。年中無休。開館時間も4時間延長して、午前9時から午後9時までというのも、従来のお役所目線ではなく利用者側に立った発想です。全国の図書館のモデルとして話題になるのも分かります。
 



 

 それに各テレビやマスコミで全国に取り上げられた宣伝効果は数億円。市長の得意気な顔が目に浮かびます。

   


Posted by 忠 at 13:45Comments(0)