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福岡市総合図書館

2013年09月11日

 先にこのブログで今話題の武雄市図書館を紹介しましたが、わが福岡市総合図書館も少し紹介しておきます。

 昨日は県議会の各委員会が開かれましたが、私の厚生労働環境委員会が早めに終りましたので、文教委員会の視察が行われた早良区にある福岡市総合図書館に駆けつけ、地元議員として参加した次第です。

 

 勿論、人口150万人を突破した福岡市と人口約7万人の武雄市とでは比べようがありません。
鉄筋コンクリート五階建て。延べ床面積約2400㎡は、大阪に次いで日本で二番目の広さです。現在の蔵書数は約127万冊。 その内約46万冊を開架していますが、5台のインターネットで検索し、たちどころに目的の本や資料を取りだせます。

 そのほか映像資料も豊富で、温度、湿度管理された保管室には、アジアの秀作映画500本余を含め貴重な映像約1000本。ビデオ6600点。それにクラシックを中心に約12000点のCDもあります。

 管内には50席のミニシアター。それに200席の映像ホール「シネラ」もあって、名作映画が楽しめます。ちなみに9月は日活映画百年の特別企画第二弾として「キューポラのある街」「赤いハンカチ」など石原裕次郎や吉永小百合主演の懐かしい映画が見られます。

 

 ところで、武雄市の図書館はスタバが管内にあって、コーヒー片手に閲覧したり、欲しい本はその場で購入(指定管理者がTUTAYAですから)といったアットホームな雰囲気なのに比べると、こちらの閲覧室は、しーんと静まりかえった大学図書館といった雰囲気です。

 どちらがいいか賛否両論ですが、武雄市図書館が開館時間午前9時から午後9時、年中無休というのは恐れ入ります。福岡市の場合はここの他に各区などに10余りの分館をもっており、運営費などの関係でなかなか小回りが利かないのも現状のようです。

 ただ、武雄市図書館がきっかけの一つになり、公立図書館の有り方が大きな注目を集めています。この図書館でも改良に向けていま協議の真っ最中だとか。より利便性が高く、市民に親しまれる図書館になることを期待しています。

 本を汚してはいけないので、閲覧室での飲み物は厳禁がこれまでの図書館の常識。でも館長さん曰く「借りて家に持って帰ればお茶を飲みながら本を読んでいるかもしれませんし・・・」
 思い切った発想を期待しています。
  


Posted by 忠 at 16:28Comments(0)