林 遠里祭

2013年11月16日

明治初期、日本の農業近代化に心血を注ぎ、日本三老農の一人と讃えらる林遠里翁を偲ぶ遠里祭が、15日遠里翁が技術普及の拠点とした勧農社跡にあるご子孫の林さん宅で開かれました。

 林 遠里祭

遠里翁は元黒田藩士、黒田二十四騎の一人、黒田掃部頭のご子孫です。
時代が明治に代わってから、敢えて武士の身分を捨て、農業研究に取り組み、籾の寒水浸法や犂を考案しての乾田馬耕法などを提唱。勧農新書を著して、全国を飛び回って新農法の普及に活躍し、明治農法の基礎を作ったと高く評価されています。

 林 遠里祭

この地元の大偉人を顕彰しようと、八年前に遠里百年祭を大々的に行いましたが、その時の実行委員長を私が勤めさせていただきました。
写真は勧農社跡近くの遠里翁の墓碑。また、百年祭の折建立した記念碑。碑の裏面の顕彰文は私が書いたものです。
この日は遠里研究の第一人者でもある元九大名誉教授、農学博士の中司敬先生も駆けつけてくださり、話しに花が咲きました。

林 遠里祭


Posted by 忠 at 13:44│Comments(0)
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